白髪もさながら、最近ではトップにボリュームがなくなり、ぺたっとしたり、うねりが出てきたり…と
アラフィフの髪の悩みは増すばかり。
50代の髪の悩みは頭皮に原因がある場合が多く、頭皮を直接的にケアできる「ホホバオイル」を使ってみました。
ホホバオイルとは？
ホホバオイルとは、メキシコ原産の「ホホバ」という植物の種から抽出される自然由来のオイルです。
昔からネイティブアメリカンの間で食用で用いられていたり、現在では化粧品、ヘアケア、医療関係に多く使われています。
人間の皮膚を構成する「ワックスエステル」という成分をとても多く含んでいる
人の肌に一番なじみやすいオイルです。
多くの人々の肌質にあう、と言われていて、美容液・保湿液として、とても優れているオイルです。
ホホバオイルには２種類のホホバオイルがあります。
黄金色の「ゴールデンホホバオイル」
無印良品で見かける透明の「クリアなホホバオイル」
ゴールデンホホバオイル
ゴールデンホホバオイルには、ビタミンA・D・E・ 17種類のアミノ酸、ミネラル、オレイン酸 などの栄養成分が含まれている精製していないホホバオイル。
独特なにおいがあり、お肌が弱い人には刺激が強いかもしれません。
クリアなホホバオイル
基本的に保湿成分のみ。
ビタミンEがゴールデンホホバオイルより少なく、アンチエイジングを期待したい人はゴールデンホホバオイルがおすすめ。
香りや刺激が少ないので、赤ちゃんや敏感肌の人も使えます。
豊富な栄養素を含んでいるのでスキンケアやマッサージなど様々な用途に多く使われるのも納得！
ホホバオイルの効果
ホホバオイルをヘアケアに使うとどのような効果が得られるのでしょうか。
大きく次の２つがあげられます。
保湿効果
頭皮や髪の毛の水分の蒸発を防ぎ、潤いを保ってくれます。
ただし、ホホバオイルは健康な水分がたっぷり入っている髪の毛に効果を発揮します。
乾燥やパサつきで髪の毛の中に水分や油分が少ないと、ホホバオイルの効果を感じ取りにくいです。
髪の毛が乾燥していたりパサついている場合は、髪の毛の中に油分や水分を入れる、ヘアミルクやヘアミストを入れることにより保湿効果をあげることができます。
抗酸化作用
ビタミンEは抗酸化成分で、紫外線やヘアカラーによるストレスから多く出た活性酸素を取り除いてくれます。
活性酸素は、頭皮の細胞や髪の毛のキューティクルを傷つけて髪の毛にダメージを与えます。
活性酸素を取り除くためには、抗酸化成分、ビタミンEが必要です。
老化、酸化を防ぎ、頭皮のアンチエイジング、髪の毛のダメージを防いでくれます。
ホホバオイルの使い方
ホホバオイルをヘアケアに使うには、２つの方法があります。
一つは、頭皮クレンジング、もう一つは頭皮、髪の毛の保湿です。
頭皮クレンジング
ホホバオイルを使った頭皮クレンジングの方法
- ブラッシングをする。
ブラッシングをすることによって、頭皮の汚れが浮き上がり、汚れが落としやすくなります。
また、血行促進にも繋がります。
ブラッシングの際は、ピンの毛先がとがっていたり強くブラッシングをすると頭皮を傷つけてしまいます。頭皮を傷つけると頭皮環境が悪くなるので、優しくブラッシングをしましょう。 - しっかりとお湯で洗い流す。
お湯で流すことによって汚れの80％くらいは落ちると言われています。
2-3分ほど時間をかけて、しっかりとお湯で洗い流しましょう。 - 湯船につかり、じんわり汗をかき始めたところで、ホホバオイルを頭皮に馴染ませる。
汗をかき始めると毛穴が少し開いたタイミング。汚れがとりやすくなります。
500円玉くらいの量のホホバオイルを頭皮になじませて、指のはらでマッサージします。
頭皮の脂とホホバオイルを乳化させるようにして馴染ませることによって、汚れが落ちやすくなります。
力を入れすぎると、頭皮の毛細血管を潰れてしまいます。
頭皮の毛細血管を痛めると、栄養分や酸素が行き渡らなくなり髪の毛が生えづらくなってしまいます。
指のはらを使って優しくマッサージすることが重要です。 - 蒸しタオル、またはシャワーキャップなどで5-10分放置する。
蒸しタオルやシャワーキャップをすることで、皮脂と油が混ざり合い、頭皮がしっかり保湿されクレンジング力がアップします。
時間に余裕があるときは、ぜひ行いましょう。 - シャンプーをして洗い流す。
②同様、しっかりとお湯で洗い流しましょう。
ホホバオイルが塗布されているので、泡立ちにくいかもしれませんが、泡立たなくても揉みこむようにして汚れをかきだすようにもみ洗いします。
界面活性剤が頭皮に残ると、においの原因になり、頭皮環境が悪化します。
頭皮・髪の毛の保湿
ホホバオイルを直接 髪の毛や頭皮に塗布することにより、髪の毛や頭皮を保湿することができます。
髪の毛には、100円玉くらいの量を手に取り、毛先のパサついている部分を中心に塗布しましょう。
ホホバオイルは熱に強いので、ドライヤーやアイロンから髪の毛を守ってくれます。
ただし、髪の毛の質感や見た目の改善は、ホホバオイルではできないので、質感やスタイリング剤として使いたい場合は、ヘアオイルがおすすめ。
ヘアオイルにはホホバオイルが混ざっている商品も多くあります。
ホホバオイルの使用の際の注意点
ホホバオイルを使用する際の量は、100円玉～500円玉くらいまで。
付けすぎると頭皮環境を悪化させる場合があります。
頭皮に使用して、かゆみなど異変を感じた場合はすぐに中断しましょう。
ゴールデンホホバオイルを使用する際は特に注意が必要です。
不安な人はクリアなホホバオイルから使用してみましょう。
通販で購入できるホホバオイル
iHerb で購入することができる100％ピュアホホバオイル
118ml入りで、1400円くらいでお安め。
私が使用しているのは、こちらのiHerbのホホバオイルです。
特ににおいが気になる、といったこともなく、使えています。
効果は１回の使用でわかるほど。
乾かすと髪の根の部分がふんわりと立ち上がります。
ふんわりと立ち上がることによって、白髪も目立ちにくくなりますし、ボリュームもアップ！
髪もツヤツヤになって一石二鳥三鳥です！
無印良品のピュアホホバオイル
無印良品のホホバオイルは日本製。お値段は少し高めです。
スキンケアからヘアケアまで万能で、リピーターも多くよいレビューが多いです。
ただ、カメムシのようなにおいがする、といったレビューもありました。
ポチップ
BOTANICAL FOREST のゴールデンホホバオイル
BOTANICAL FORESTは、美容オイルのブランドで、顔や身体に使える、高品質な商品を展開しています。
ポチップ
生活の木 のホホバオイル
ポチップ
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ホホバオイルまとめ
年齢を重ねた皮膚にとって、とてもよい成分が入っているホホバオイル。
頭皮のニオイの原因は、乾燥しすぎることによって油分が出るため。
頭皮の状態が悪くなると、頭皮が弱ってしまい、健康な髪が作れなくなり、頭皮が老化してしまいます。
頭皮が老化すると、髪の毛が抜けやすくなったり白髪になったりします。
そこで、頭皮環境を整えることがとても重要となります。
ホホバオイルを頭皮に塗ると、頭皮の乾燥、老化を防ぎ、薄毛や白髪の予防となります。
